ここ最近寒い日が続いていますが、みなさん体調の方は大丈夫ですか?
実は昨日、うちの代表と一緒に、香川県に本社があるプロポーゼ株式会社が主催する「食が溢れている今こそ知らなければならない!」という特別講演会in 香川に招待されてので参加してきました。
この講演会の講師は、杏林予防医学研究所 所長の山田豊文先生で、分子栄養学の指導者として、日本の医師や栄養学を学ぶ人たちへ新しい理論を普及していおり、多くの著名人やスポーツ選手の栄養指導にあたっている先生でした。
「食」は人間にとって大切な事だが、大半の日本人が、間違った「食」への認識をしているという事が主な内容でした。
はじめて知る知識や誤った認識など、驚きの連続でした。
適切な食事を摂り、正しい生活習慣をみにつけていれば、病院も薬も必要なく、人間が生まれ持って備えている自己再生力や免疫力が向上するという興味深く、根拠と研究データに基づいたもので勉強になりました。
講演内容で、例えばハム等の加工肉を毎日50グラム食べ続けると結腸癌や直腸がんになるリスクが、食べていない人に比べると18%増という結果が出ているという事や、特に人間には「油」が如何に重要であるかを力説されていました。特にトランス脂肪酸の恐ろしさは心臓病や動脈硬化、うつ病を引き起こす原因になるという事でした。
現代病とも言われている、うつ病の予防法として、薬物療法よりも「食」の改善と「生活リズム」の改善、運動する事がとても大事だという事を話されていました。
1番衝撃的な内容が、総乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)は、摂る事自体が身体に毒であり、癌や認知症になるリスクが高くなるという事でした。
また、遺伝子組換え食品の恐ろしさも知りました。私たちが普段見慣れた人気商品もたくさんリストに上がってました…!
他にも凄く勉強になるお話しをたくさん聞けて、できる所から少しづつ取り組んでいこうと思いました。
トランス脂肪酸を含む食品として、マーガリンやサラダ油などが代表されており、特にサラダ油はとても身体に悪影響を及ぼすため危険だとのことでした。
「油」を変えるだけで健康になるかならないかを左右するとまで言われていました。因みに先生が1番摂って欲しい「油」は亜麻仁油(オメガ3)または、エゴマ油という事で、早速手に入れました。亜麻仁油でも透明度が高いものや、透明な酸化し易い容れ物で売られているものは、薄められており本来の亜麻仁油ではない、との事です。
ファスティング(断食)のお話しも聞けました。ファスティング=断食というとあまり良いイメージがないかもしれないですが、先生が言うには現代日本人は過食傾向であり一日三食を二食にしてちょうど良いとのことでした。
もともと穀作民族である日本人には、欧米化された現代食は合わないと…。
肉や乳製品、パンなどは日本人の消化器官や栄養吸収に対応できない体質であり、昔の精進料理や粗食とお米、雑穀米の重要性について言われてましたよ〜。
例として、先日のラグビー日本代表の強くなった要因として、洋食から日本食への移行と試合前後は「おにぎり」だけを食べていたことであったらしいです。フムフム
1日の食べ過ぎる食事量を減らす一例としては、夕飯を早い時間に食べて早寝し、早起きして朝陽を十分に浴び、脳ホルモンを活性化させる。次に朝食を抜き、十分な水分補給をすること。これだけでも、約18時間位の軽いファスティング(断食)をしているのと同じという事でした。要は消化器を休ませてあげる事が、大切だってことでした。
「これなら私にもできるかも♪」と思って早速今朝から朝食抜きで出勤してみました。これからも無理ない範囲で朝食抜きを続けていこうかなと思っています。
ちなみに本格的なファスティング(断食)は、下弦月~新月にかけて行うといいらしいですよ。
香川県といえば「うどん♪」講演会終了後、「食」の話しを聞いたばかりだったにもかかわらず、せっかく香川県まで来たんだから、本場のうどんが食べたい!との思いの方が強くて美味しい香川のうどんを食べて大阪に帰ってきました(笑)
今回の講演会を通して、現代人の食に関する誤った固定概念と、無知なことを痛切に学んだのでした…。