認知症その3

皆さんこんにちは。今回は「認知症その3」という事で認知症の症状ごとの対処法についてお伝えさせていただきます。

妄想の対処法

妄想でいちばん多いのは、財布や通帳が盗まれたという「物盗られ妄想」です。
この場合は、自分は盗っていないなどと反論してはいけません。一緒に探したり、別のことに関心をそらしたり、代用品を用意しておき納得させるなどして落ち着かせます。

幻覚の対処法
ないものが見えたり聞こえたりする場合、決して否定せず、不安な気持ちを受け止めて、話のつじつまを合わせます。
嫌がっているものを追い払う真似をしたり、片づけるしぐさをしたりして納得させるのも手です。

不眠の対処法
夜間眠れずに騒ぐなどの場合は、日中を活動的に過ごさせる(軽い散歩など)工夫をしましょう。快適に眠れるよう就寝前に入浴したり、快適な寝具を整えたりするのも効果的です。

専門医の診断を受けて、薬物を使用することが必要な場合もあります。

過食(食事をしたことを忘れる)の対処法
「もう食べたでしょ」と言っても納得しないので、否定してはいけません。「もう少し待っててね」と言ったり、食事の支度をしているところだと教えたり、次の食事の時刻を伝えてあげましょう。

それでも納得しない時は、おやつなどを少しずつ渡してみましょう。

●徘徊の対処法
認知症の方にはそれなりの理由があっての行動ですが、介護者にとっては大変心配です。
対処法としては、他の話で関心を別のことに向ける、玄関に外出を思いとどまらせるような貼り紙をする、玄関や門扉に鍵をかけておくなどで防ぎましょう。

また、衣服に縫い付けるなどして迷子札を持たせておくと、徘徊中に見つけてもらえる可能性が高まります。ご近所や交番、駅などに事前に事情を話しておき、いざというときは協力を要請しましょう。GPS機能を利用することも一案です。

●失禁の対処法
決して頭ごなしに叱ってはいけません。今後、失禁を前もって防ぐ方法を考えましょう。
例えば、タイミングを見てトイレに連れて行く、トイレのドアに「ここがトイレである」と分かりやすく表示する、トイレと思い込んでいる場所に簡易トイレを置くなどです。

オムツを使う手もありますが、嫌がられる場合もあります。そんなときは、パンツ式の抵抗感のないものを使ってみましょう。

●夕方症候群の対処法
夕方症候群は、夕方になると家に帰ると言って外に出て行ってしまう行動です。否定はせず、「今晩はうちでご飯を食べて行って」「もう一晩泊って行って」などと言って、留まるように誘ってください。

納得しない場合は、一緒に外に出て満足させてあげましょう。

●異食の対処法
別の食べ物を与えて、口の中にある異物を取り除きます。普段から危険なものは手の届くことに置かず、ごみ箱はフタをしておきます。日常から整理整頓を心がけましょう。

●火の不始末の対処法
タバコの消し忘れが最も多いので、マッチやライターは身の回りに置かないこと。食事の支度でのガスの消し忘れを防ぐため、炊事は家族が一緒に行いましょう。

認知症ケアの基本は相手の行動を否定せずに肯定する事です。相手を受け入れることで、穏やかに介助に応じてくれる事も多々あります。以前このブログででもご紹介させてもらいましたが、認知症サポーターになって認知症の方の事を理解するのもいいかもしれませんよ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です