先日営業に行った時にあるケアマネジャーさんからこんな質問がありました。「自費の訪問介護って家政婦みたいなものなんですか?」という内容でした。
確かにそう思われる方も多いと思います。今日は家政婦と自費の在宅(訪問)介護の違いについてお話しさせていただきたいと思います。
家政婦の場合は24時間同じ人が対応する事が可能です。しかし、その場合は家政婦が住み込み滞在したり、ご利用者側で家政婦の食事を提供したり、または食事代を別途いただく事業所もあるようです。夜間はきちんと寝床スペースを用意してもらい、ヘルパーは夜間は仮眠をとり、必要な時のみ対応するというのが通常です。
弊社の自費の在宅介護はヘルパー全員が介護福祉士所持者で実務経験が3年~5年以上のスタッフで構成されております。
24時間のご依頼があった場合は1人のヘルパーが対応するのではなく、2人または3人のヘルパーでチームを組みます。
食事は各ヘルパーが自分で持参します。
夜間は仮眠をとらずマンツーマンで、ケアや見守りをします。
記録ができる程度のスペースのみ提供していただくだけでかまいません。
また、日中・夜間共に、ご利用者様の状態をしっかり観察させていただき経過を所定の記録用紙に記載します。加えて、ご家族様向け用の連絡ノートにも記載します。他に介護サービスをご利用されていなければ、ご家族様とのやりとりノートとして使用しますが、他に介護サービスを利用されている方の場合は共通の連絡ノートとして使用し、各サービスで内容を共有できるようにさせてもらっています。もちろんこのノートはケアマネジャーさんも閲覧可能ですので、弊社がどういうサービスを行なっているのかが一目瞭然でわかるようにしております。
また、弊社の在宅介護(在宅看護)はお客様に最適な人選をしてチーム編成をしており、リーダーに看護師を置いているので医療的な見解のアドバイスを看護師からもらい、介護に携われるという強みもあります。
サービス内容やケア内容に関しても、臨機応変な対応をさせていただきますが、基本的なサービス・ケア内容は、契約時に双方で確認したことを提供します。家政婦さんは、ご依頼者からの指揮命令でサービス提供しますが、これは公私混同になりやすく、専門職が提供するサービスでは、あってはならない事です。
よって、弊社スタッフへの指揮命令はEMCからです。
以上が、家政婦紹介所とEMCの自費サービスとの大きな違いになります。
自宅だけではなく、病院(通院)の付き添いや旅行の付き添い、冠婚葬祭の付き添いなど、ご自宅以外でのご利用も可能となっております。
これは、訪問介護だけでなく訪問看護の方でも同様です。
ご利用者様やご家族様のニーズに自費だからこそ柔軟に対応できるという最大のメリットがあると思います。