DOWN UNDER PART2

皆さん、お久しぶりです。DOWN UNDER PART1から年をまたいで2019年になってしまいました。遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。

ニュージーランド(以下NZ)の続編となります。これからずっと自然がメインになってしまうと思います。日本よりも小さい国なんですが自然の迫力は凄みがあります。クライストチャーチを離れるとしばらくは都市というものから遠ざかってしまうのですが

2017年夏・総括~PART 2~

こんにちは。お元気ですか。前回のスイスに引き継づいてのパート2です。

今回はスペイン。ヨーロッパの定番人気観光国なんですが、先日第2の都市バルセロナでテロが発生し13人が犠牲となり100人以上の方が負傷しました。なんと惨いことをするのでしょうか。一刻も早くこういう悲しい出来事がなくなるようにと願うばかりです。そういう思いを込めお伝えいたします。

今回は真夏の訪問ということで気温は43度!暑い。そりゃ当然ですよね。ただ日本と違うのは湿気がない。日差しは勿論強いのですが日陰に入れば凌げる暑さなのです。マドリード、コルドバ、セビージャ、グラナダ、バルセロナといった定番都市は必ずと言っていいくらい訪れます。今回私が10年振りに訪れた町をご紹介します。

アンダルシア地方のロンダという町を訪れました。ここは崖の上の町。来てみても崖の上なので気づかないんですが崖の淵に来るとよくわかります。新市街から旧市街に入る時に2つの岩山を繋ぐようにヌエボ橋(新橋)が掛かってるんですが崖の下まで100m。橋から覗き込むと足がすくんでしまいそうです。またこの町はスペインの国技とも言われる闘牛で有名な町。近代闘牛を確立させた英雄フランシスコ・ロメーロが生まれ、世界で初めて円形の闘牛場ができたのがこのロンダなんです。小さな町なんですが見る価値は十分にあります。そして織田裕二さん主演の映画「アンダルシア 女神の報復」の舞台にもなりました。

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そしてアンダルシア名物のフラメンコフラメンコというとスペインのイメージとして定着してますがその本場と言えばアンダルシア。その中でもグラナダの洞窟タブラオ(フラメンコが行なわれる場所)は最も迫力あるフラメンコが見られる場所ではないでしょうか。丘の町の中にあるタブラオで小さな車かタクシーなどを使って移動します。細長い洞窟はかつてジプシーが生活で使っていたもので、そういった歴史背景もありより一層フラメンコに情熱を加えます。一言でフラメンコの魅力を伝えるのも難しいのですが、一気に吐き出される人間の内なる激しい思いをまざまざと見せつけられるんですね。

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私が大好きなスペイン料理がパエリア。何と言ってもお米が入った料理ですからね。バレンシアが発祥と言われてるんですが、元々はウサギの肉などが入った山の幸の料理だったんです。次第にアレンジされていき日本人も大好きなシーフードパエリアなどが登場しました。やっぱりシーフードがいいですよね。因みにお米はイスラム教徒がスペインに持ち込んだものなのです。お米のほかオレンジ、サフランなんかも北アフリカから。ということは今のスペイン料理というとイスラムと大きな関りがあるんです。料理だけではなく特にアンダルシアで見られる美しいブルータイルも、アルハンブラ宮殿に代表される建築物もイスラムなくしてありえないものばかりです。だからほかのヨーロッパの国々とはまた違った魅力があるんです。

バルセロナに来るといつも訪れるレストランでパエリアをいただきました。何と出てくるまでに50分待ち。気長な私も怒って帰ろうかなと思ったくらいです笑。こちらの人は本当に気にしないんですね。でも美味しかったんで許します。

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このレストランはバルセロナの一番の繁華街ランブラス通りあるんです。ここは誰もが訪れる場所、一年中人の波が絶えることのない場所。日本から訪れる観光客もここは必ずやってきます。誰もが楽しい時間を過ごす為にやって来るこの場所を狙ってテロが行われたことには憎悪のほか言葉が受かりません。バルセロナやスペインの人たちが早くこの悲しみから立ち直り明るい笑顔を見せてくれるのを楽しみにしています。

EMC(ヨコ)

 

 

 

 

2017年夏・総括~PART 1~

こんにちは、旅行事業担当者です。早いもので8月も終わろうとしてますね。ということで今年の夏を振り返りご紹介できていない、行ってまいりました国や地域を皆さんにお伝え致します。

まず私の2017年夏はスイスから始まりました。スイスの三大名峰というとマッターホルン、ユングフラウ、そしてモンブラン(正確にはフランスとイタリアなんですが)です。

最初にユングフラウ(標高4158m)へ。その麓の町ヴェンゲンを起点に鉄道で標高3454mにあるユングフラウヨッホ駅へ。ヨーロッパの鉄道駅で最も高いんです。ユングフラウヨッホ展望台のすごいところは駅、展望台、氷の洞窟、雪原といろんなものが入った複合施設なんです。びっくりするのがこの登山鉄道の開業が1912年で100年以上前には走ってたんです。それ以降2年だけ赤字になったようですがずっと黒字鉄道なんです。ここではなんとかユングフラウが見られました。※ユングフラウヨッホ山頂郵便局と富士山五合目簡易郵便局の姉妹締結20周年を記念し日本の懐かしい郵便ポストが設置されてます。

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2番目に訪れた山がモンブラン。名前はお菓子にもあるのでとても有名ですよね。標高4810mで西ヨーロッパの最高峰です。(因みにヨーロッパ最高峰はロシアのエルブルス山で5642m)フランスのシャモニーという町からロープウェイに乗って展望台へ行くのが一般的です。ここがすごいのが今から約60年前に建設されたロープウェイに乗って標高1035mのシャモニーから標高3777mの展望台エギーユ・デュ・ミディ駅まで進むのです。途中、中間駅で乗り換えをし20分程で一気に高低差2700m、夏から冬へと逆転です。ここは夏でも雪が降ったりするので防寒具が必要です。残念ながらモンブランは恥ずかしがって顔を見せてくれませんでした。※「Step Into The Void」(虚空への一歩)と名付けられた5面ガラス張りの小部屋があり約1000m下まで何にもなく空中散歩しているようなスリルを味わえます。

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最後の山は言わずと知れたマッターホルン。あの独特の稜線が世界中の登山家を惹きつけるのでしょう。標高4478mの山の麓にはツェルマットというかわいらしい町があります。小さい町なんですが夏になると日本人町かと思うくらい日本人が大挙押し寄せます。それだけ魅力的なんですね。またガソリン車は一切禁止なので走っているのは電気自動車のみ。こちらもまた登山鉄道で40分乗ると標高3089mのゴルナーグラート展望台に到着。私、自慢じゃないですがここに来て山が見れなかったことはないくらい晴天率高いんです。この日もばっちりマッターホルンを拝めました。マッターホルンはほかの山と違って何か人を惹きつける魅力があるんですね。

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いつも感心させられるのがどの山、どの展望台へ行っても水洗トイレがあることです。結構重要じゃないですか。快適に用を足せます。

そして途中の移動には氷河特急に乗車しました。世界一遅い特急なんです。その分ゆったりできました。スイスは何度行っても飽きさせない所ですね。

最後にスイスの夏は暑い!というのが今年の感想です。ツェルマットで32℃ありました。

PART 2 へと続く。

 

赤毛のアンの故郷〜プリンスエドワード島・パート1〜

皆さん、こんにちは。
ご無沙汰しております、旅行事業担当者です。

梅雨入りしたものの雨が降らず、なんだか夏になってしまったようなお天気ですね。

そんな中、私は日本から1万キロと離れたカナダのノバスコシア州とプリンスエドワードアイランド州へ行ってまいりました。
この2つの州ですがカナダの東端に位置し、アトランティックカナダのと呼ばれる4州の中にあります。

まず大阪伊丹空港から出発し、羽田→トロント→ハリファックスへと大移動となりました。
大方1日半の空の旅だったんですが到着したその日は嵐。
久々に飛行機の揺れを体感しノバスコシア州の州都ハリファックスに到着しました。
その日は夜遅くに到着しましたのでそのまま就寝しました。

翌日は晴れてくれと願いながら眠りに就いたのですが、その願いが天に通じたのか昨晩の嵐が嘘のように快晴となりました。
やはり日頃の行いでしょうか笑。日本より北に位置し、もしかして寒いかなと心配しつつやってきたのですが、お天気が本当良くなって暖かくちょっと暑いくらいでした。

ノバスコシア州の観光は、ハリファックス在住の熟知されたガイドさんの元、行いました。本当頼りになるガイドさんで何でも答えてくれます。

思いきり晴れているので車窓からの景色が全て色鮮やかに目に飛び込んできました。

まず向かったのが南岸にあるペギーズコープです。この辺りはずっと海岸線に灯台があることからライトハウスルートと呼ばれるところです。

ペギースコープ20170606_0614カナダ

ここは小さな漁村で海、灯台だけでなくその漁村自体も絵になる場所なのです。
どこからともなくキルトの伝統衣装を纏ったおじさんが現れバグパイプで奏でてくれると本当に日本から遠路はるばるやってきたんだなあと実感しました。

バグパイプのおじさん20170606_0614カナダ
勉強不足だったのですがここは生田斗真と新垣結衣主演の映画「ハナミズキ」の舞台にもなっているそうです。皆さんも良ければご覧ください。泣ける映画だそうです。

続いてそのまま海岸線を走りマホーンベイへ。

マホーンベイ20170606_0614カナダ
ここも海岸線にあるところなのですが入江で奥まっていてとても穏やかなんです。
海と言われなければわからないかもしれません。ここは3つの教会が見られるところが写真スポットということでここで暫くストップです。

今日のメインとなるルーネンバーグへとバスを走らせます。

ルーネンバーグ20170606_0614カナダ
ここも漁の町として築かれたところなのですが、もしくはカラフルタウン!町の建物がそれぞれ色鮮やかに立ち並んでいるのです。
何でもお家の外壁は船で使って残った塗料を使っているそうで雨風に強いそうです。
また長い漁から戻って来ると皆好きな色を家に塗っていたので遠くからでもすぐに自分の家がわかったそうです。

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なるほど。。。
今では全く意味合いが違ってしまったかもしれませんがとても可愛らしい町が世界遺産にも登録されて観光客の目を楽しませてくれてます。

ここで昼食を摂った後はそのまま自由散策しました。この綺麗な町並み、そして気持ちの良いお天気、何時間でも散策しててもいいかなと思わせてくれる町でした。

ルーネンバーグ03_20170606_0614カナダ

次にルーネンバーグを後にして、いざ北岸にあるフェリー乗り場へ。
今回はプリンスエドワード島がメインとなりノバスコシアの滞在は僅かに1日だけだったのです。再発見!!!
ノバスコシアももっと見てみたい!!!
カナダというとナイアガラの滝、ロッキーの山々、メープルの紅葉などがすぐに思いつくのですが、いやいやこんなところにも良きカナダがあるのです。
そういやカナダ建国は東から始まってるんですもんね。

パート2は船で渡ってプリンスエドワード島です。お楽しみに♪ ♪ ♪

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メキシコからOLA!

皆さん、お元気ですか?ご無沙汰しております、EMC旅行添乗担当者です。

私は、先日までメキシコへ行っておりました。

今何かとニュースで取り上げられていますね。
以前から運航していたアエロメヒコ航空が、成田から首都メキシコシティへ毎日飛ぶようになり、また全日空も今年の2月から直行便が飛ぶようになりました。

一層メキシコへ行くのが近くになりましたよ。

そして日本との繋がりも今から400年前になんと仙台藩主伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節がローマへ行く際、メキシコを経由していたのです。そんな昔に日本人はメキシコの地に降り立っていたんです。

私が訪れたのは3月初旬からで、メキシコシティは程よい暖かさで街の中には南米原産のジャガランダが綺麗に咲いており私たちを迎えてくれました。

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標高が2200mを越えており、まれに高山病の症状が出る方もいらっしゃるのですが爽やかな気候が高い標高を忘れさせてくれます。
メキシコシティはかつてのアステカ王国の首都でもありました。今回は市街にある国立人類学博物館、世界遺産に登録されているメキシコ国立自治大学歴史地区などなど。

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そしてかの有名なテオティワカン遺跡も訪れました。

IMG_2091テオティワカンは圧巻です。よく2000年以上前にこんな巨大な物を造ったなと感嘆。高さ65mの太陽のピラミッドを筆頭に月のピラミッドや宮殿内のジャガーの壁画など驚かされます。太陽のピラミッドの頂上まで上がると遺跡周辺まで360度が見渡せます。まだまだ謎の多い遺跡で昔の人はここから何を眺めていたのでしょうか?

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メキシコシティを後にして飛行機に乗り約2時間。ユカタン半島の中心メリダに到着。ここまで来るともう夏日です!日中の気温も30度を超えたりします。ただ日本と違い湿気があまりないので過ごしやすいです。しかし、日差しは強いので日焼けしてしまいます。行かれる場合は日焼け対策は必須です。

IMG_2193ユカタン半島にはたくさんのマヤ文明の遺跡があります。その中から良く知られた人気のウシュマル遺跡カバー遺跡アヤパン遺跡チチェンイッツァー遺跡を2日間で巡りました。遺跡満載ツアーで、時にはイグアナがお出迎えもありました。

IMG_2211ユカタン半島は石灰岩から成る広大な台地で「セノーテ」がたくさんあります。

セノーテとは雨が浸み込んで地中に溜まった天然の井戸や泉の事なんですが、その規模が大小さまざまで大抵泳げるところは大きな鍾乳洞の中に天然のプールが出来てるんです。石灰岩がその水を浄化してくれてめちゃくちゃ綺麗なんです。海とは違って異空間を浮遊しているような気分です。また海とは違ってべたつきがなく快適です。

IMG_2243締めくくりはカンクン。最近では新婚旅行先としても人気があるリゾート地です。

カリブ海の透明感ある青い水は吸い込まれそうな程です。1日中ビーチにいても十分快適な贅沢時間を過ごせます。また地理的にアメリカに近いことからアメリカ人観光客が多い街です。という訳でほとんどの場所でアメリカドル($)が使えます。もちろんお釣りもアメリカドル。英語も使われていますし心配ありませんよ。

恋しくなったら日本食レストランもあります。カンクンで癒しを十分いただき日本へ戻りました。

私、また5月にもメキシコへ行く予定でございます。それだけ日本人の方たちが訪れるようになったということですよね。
皆さんもいろんな魅力が詰まったメキシコへ一度行ってみませんか?

また世界の街角からお便りします。

エフェクトメディカルケア